駆出し講師の覚書

駆出しの講師が、授業する際に自分が覚えておきたいことや自身が勉強していることをまとめます。

勉強に集中できない人への対処

勉強をしなければならないのに、やる気が起きない。
ちょっとスマホを触ったつもりが、1時間経過していた。

そんな経験ありませんか?

私の場合は漫画を読み始めてしまい、結局全巻読んでしまいました。。。

現実逃避は楽しいですが、逃避した分だけのシワ寄せが後から来て苦しく思うことがありますよね。

そうならないための方法をここでは考えていきたいと思います。

 

集中するために

①環境づくり

計画を立てても、意外と家にいると様々な誘惑によってうまくいかないことが多いと思います。最近はカフェなども増えてきているので、出来る限り誘惑の少ない、集中しやすい環境を作っていきましょう。

自宅で勉強できる!という人も集中しやすいグッズ↓もあるそうです。集中力を上げるというより正しい姿勢を維持できるイス。猫背を治すこともできるのかしら。

②メリハリをつける

最近はスマホなんかに時間を奪われることが多いと思います。1時間勉強して10分休憩しよう。そして休憩中にスマホをさまってしまいいつの間にか30分…なんてこともあると思います。誘惑に負けないように、あるいは負けても良いように学習時間を確保する必要があります。このとき、スマホを10分と決めてもうまくいきません。なので、一通り勉強が終わるまでスマホに触らないというルールを設けるほうが有効です。

③ルーチンをつくる

集中する前に特定の動作をする癖をつけることで、切り替えを可能にしよう、というものです。

たとえば、肩を回す運動であったり、伸びであったり、を集中する前に行うことで「今からやるぞ!」という意識をうみます。

④スケジュールを立てる

集中できない要因として「モチベーションが上がらない」ということが考えられます。では、どうすればモチベーションが上がるのか、という話になります。

モチベーションを上げるには、成長している、できるようになっている、という「自身の成長」や「やりきった」という達成感を得ることが必要です。これらを得るためには、間違った問題をメモし、後日解きなおしたときに正解しているかどうか、自身の達成した目標を達成できたかどうかをチェックする必要があります。

解けなかった問題、ノルマの設定を細目に行いモチベーションを上げていきましょう!

 

小型船舶の更新講習をはじめて受けてきた

小型船舶操縦士免許の更新の仕方

 船舶免許は自動車免許と異なり、ハガキによる更新の案内がないので注意したいところです。有効期限の1年前から更新できるそうなので、はやめに更新しておくと安心ですね。私も今回がはじめてだったので、どのように更新するのか調べてみました。


日本海洋レジャー協会(JMRA)さんのサイトに更新方法がありました。どうやら下記のような流れになっているそうです。

①有効期限の確認

②講習の受講申し込み

③当日の受講

④運輸局等での更新申請

 

講習の申し込みが必要らしいですね。そして更新の手続きの仕方としては3パターンあり、費用もそれぞれ異なるようです。

1)自分ですべて行う

おそらく、もっとも節約になる手続き方法です。受講の申し込みから運輸局の申請をすべて自身の手で行います。時間に余裕がある場合は良いでしょう。

私は節約のため、この方法をとりましたが私以外の講習参加者は異なる方法でやっていたようです。

2)スクールを経由する

 ヤマハさんなど、免許講習をしているスクールから申請する方法もあります。スクールの方ですべての手続きをしてくれるそうなので、講習に参加するだけであとは待つだけになると思います。費用が結構掛かるようです。

3)海事代理士に依頼する

やってくれることはスクールを経由した場合のほとんど変わらないようです(事務所によって差があるかもしれませんので、ご注意ください)。費用は事務所によって変わります。

 

講習はどのような内容だったか

 安全な航行をするために必要なことなどをテキストを読みながら確認しました。また、事故を起こさないための事例紹介などもあり海は海で怖いところだと、改めて認識しました。

 

講習を受けたら、あとは申請

講習を受けるまで、直接運輸局まで行かなければならないと思っていたのですが、どうやら郵送ができるようです。郵送費の方が交通費よりも格段に安いため、郵送する方法をとりたいと思います。

 

かかった費用の合計

講習会の申し込み(身体検査含):4,370円
講習会会場までの交通費(往復):480円
簡易書留費用(切手代含む):430
返信用封筒:382円
収入印紙:1,350円
写真代:800円

計:7,812円

 

学校なり、代理士なりを経由するよりは比較的安くなったのかな?
写真代と講習会までの交通費はうまくやって節約したかったですね。

以上、初の免許更新でした。

 

プレゼンが苦手な人を得意な人にするために

ここでは、学生を対象としてプレゼンについてまとめたいと思います。

プレゼンって必要なの?

世はまさに大プレゼン時代

 大学の講義では、個人あるいはグループでプレゼン発表する機会が増えてきました。
また、卒業研究の発表や学会発表をプレゼン形式で行うこともあります。今後、そのような機会はどんどん増えて行くことが予想されます。そう、世はまさに大プレゼン時代なのです。

プレゼンで行うこと

プレゼンは独り言を話す場ではありません。

プレゼンは
自分の考えを聴き手に伝えるために
聴き手に理解してもらうために
行うのです。

プレゼンが下手というのは、自分の考えを他者に説明できない、わかってもらえないという、とても不名誉なことなのです。

次の特徴が当てはまる人は間違いなくプレゼンが苦手な人です。

 

プレゼンな苦手な人の特徴

①スライドが発表原稿となっている

スライドはあくまで要点をまとめるものです。スライドに長い文章があっても、聴き手がすべてを読むことは場合によっては困難ですし、原稿となっているなら発表者は必要ありません。ただスライドを遷移させるだけの人となります。スライドはあくまで補足資料であり、メインは発表者です。スライドを原稿として使うのはやめましょう。

②図が少ない

人間が五感から得る情報の大半は視覚から得ています。そのため、視覚に訴えることが有効だと考えられています。

③聴く人のことを考えていない

 プレゼンは発表者と発表を聴く人が居て成立します。そして、プレゼンは聴く人に理解してもらう、あるいは説得するための行為です。プレゼンが苦手な人はそのことを忘れていることがあります。

プレゼンがどのようなものなかを再認識し、自分の発表が他者の目にどのように映るのか、あるいは映りたいのか、という点を意識するだけでもプレゼンがうまくなると思います。

生徒にきかれた高校生向けおすすめ参考書(英語/長文編)

長文で点が取れずに悩む人が居ると思います。ここでは、長文の練習をするために最適だと思う参考書を紹介させていただきます。

 

また、別の記事で「長文で点をとるために必要なこと」をまとめました。
もしよければ、ご覧ください。


長文対策ができるおすすめ参考書

やっておきたい〇〇シリーズ

語数を目安として、300,500,700,1000とレベル分けがされています。自分のレベルに合った問題を扱えるため、長文の読み方を練習するのに最適です。

 

ハイパートレーニングシリーズ

 超基礎編、センターレベル編、難関編とレベル分けがされています。超基礎編で読み方を確認し、基礎を固めてからセンターレベルにうつりましょう。この参考書の良いところはCDが付いているところです。リスニング問題があるわけではありませんが、英語の文章を聴くことはリスニング対策になります。有効活用しましょう。

 

教える側に求められることを若造が考えてみた

何かを教える立場にある人が求められることってなんでしょうか。
というものを、若造が考えてみました。
ここでは、中高生に勉強を教える立場の人に求められることを考えてみます。

 

教える時に考えるべきこと

①知識の体系化

 知識の「体系化」とは、個別の知識を一定の原理に従って論理的に結びつけて整理することである。現在している勉強が、全体の中でどの部分に位置づけられているかを常に意識することが重要である。「体系化」は、勉強の各段階で知識を一度整理して、知識同士にどのような関係性があるかを分析して、論理によって結びつけることで行う。これは、問題処理能力を向上させ理解や暗記を補助する。

受験勉強法学―勉強法コラム―知識の「体系化」の必要性 より

どの教科においても、章分けがあります。
数学ならば、因数分解、二次関数、といったように様々なものがありますね。
これらを独立して覚えるでしょうか?教えるのでしょうか?

それではただの暗記であり、学校での定期テストででしか点をとれない生徒が誕生してしまいます。

暗記していることと理解していることは別の話であり、章ごとに、あるいは教科ごとに完全に独立した内容を扱っているわけではありません。それらを生徒に意識させ、知識の体系化をサポートすることが教える側の理想的なサポートだと思います。

②生徒にとってわかりやすい説明

 長い間、教えるという行為をしていると「受け入れられやすい説明」というのが、わかってきます。おさえるべきツボを生徒が忘れないように、わかりやすいように時にはたとえ話を用いながら説明します。ただ、これはあくまで「受け入れられやすい」という話であり、万人受けする話ではないのです。

それを理解せずに生徒全員に同じ説明をしても、一部の生徒には受け入れられず生徒の学力向上をサポートすることができません。万人受けしやすい説明、生徒に合わせた説明、どちらも大事です。初対面では難しくても、数か月と付き合っていくと段々、性格や考え方がわかってきます。それらをふまえて、教えられるとより楽しいのではないかと思います。

英語(長文問題)で点をとるために必要だと思うこと

ここでは、英語の長文問題で点をとるために必要だと思うことをまとめます。
お役にたてれば幸いです。

 

長文対策

①読み方を工夫しよう

長文問題を読むときに意識していることはありますか?


「何も意識していない」そして「点がとれない」と
悩む人には下記のことをお勧めしたいと思います。

 

1.読んでいる段落が全体の中でどのような役割なのかを考える

このような考え方、読み方をパラグラフ・リーディングといいます。

パラグラフリーディングって何だ?【高校英語テクニック】パラグラフリーディング4 英語長文

 段落ごとの役割を把握することで、話の展開を考えることができ読みやすくなると思います。
たとえば、目的地がわからない状態で電車に乗って、船に乗って、…と移動するのはとても怖いですよね?でも、目的地がわかっていれば、怖いと思うことはありません。

パラグラフ・リーディングをすることで、目的地がどこなのか、どのような行き方をするのかが予測できるため、長文が読みやすくなるのです。そして、段落ごとに役割や意味を把握することは問題を解くうえでも有用です。

 

2.基本は1段落1問

あくまで、基本です。言われなくてもみなさんわかっているのかもしれません。
長文問題では基本的に段落と問題が1:1に対応しています。例外は、全体でどのようなことを言っているのか、といった全体の内容を問う問題です。

何が言いたいかというと、問題に対応した段落を見つけ出し読むことができれば正答率が上がるということです。そして、問題の順番と段落の順番は一致します。ようするに、段落を行ったり来たりするようなことがないということです。このルールを知ってい霊場、どこを読めばいいのか見当をつけることが可能になり、問題を答えるために必要な部分を集中して読む込むことができます

集中して読めると言っても、そもそも読めない単語があって読めないことがあると思います。そのような人におすすめの対処法を教えます。

3.わからない単語があったら無視せよ

わからない単語があれば、シャーペンでも鉛筆でも良いから二重線で消してください。

 もちろん、正攻法は前後のつながりから単語の意味を推測することです。しかしながら、推測するためにはわからない単語以外がわかる状態でないと予測の予測がはじまり、正しい推測ができなかったりします。

そのため、わからない単語があったらとりあえず消していってください。そして、自分が自信をもって読めるところだけを読んでください。わからない単語を消すのは、残しておくとその単語に引っ張られて本当なら8割くらい読める文が5割になってしまうことがあるためです。

ようするに、ひっぱられてしまうのです。それを防ぐためにもわからない単語があったら無視してください。でも、わからない単語を減らすことが大切です。ぜひ、単語帳を使ってたくさん覚えてください。

単語帳については下記の記事で紹介しています。

 

4.わからない文があったらヒントを探せ

 そもそも全く訳せない文が時々登場すると思います。そのようなときは視野を広げましょう。どういうことかというと、ヒントを見つけるためにわからないところは無視して読みましょう

ヒントを見つけるためには、接続詞などに着目してみましょう。

「たとえば」があれば、その前の文がわからなくても例のほうがわかれば大丈夫です。

「しかし」があれば、前の文の逆が言われることがわかります。

文と文のつながりがわかれば、わからない文のヒントとなります。ぜひ、ヒントを見つけましょう。

 

②おすすめの参考書

別の記事でまとめたのでそちらをご確認ください。

 

kurok.hatenablog.com

 

以上です。

生徒にきかれた高校生向けおすすめ参考書(物理・化学編)

理系ならば化学や物理を履修することになると思いますが、物理が苦手な理系という学生さんも結構いるのではないでしょうか。

もちろん大学や学部によっては理科系ができなくてもどうにかなるかもしれませんが、どうにもならない時があると思います。

それこそ「行きたい大学へ行きますか?行ける大学へ行きますか?」という話です。せっかくなら、行きたい大学へ行きたいでしょうし、そのためにもがんばっていくのだと思います。

理科系が得意な理系となれるように、おすすめの参考書をまとめていきます。

今回まとめた参考書ですが私が学生だったころから長年推奨されてきたものから、最近になって登場した素晴らしいものなど様々なものがあります。

ぜひ見ていただけたらな、と思います。

 

 

化学

インプット系

タイトル通り、非常にわかりやすい参考書です。先生役と生徒役のやりとりもあり非常によみやすい参考書でもあります。

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福間の無機化学の講義3訂版 [ 福間智人 ]
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福間先生の本です。多くの学生さんたちが複雑に感じてしまっているものをわかりやすく説明してくれています。教えるのが苦手、下手な先生にもぜひ読んでほしい本でもあります。

 

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岡野の化学が初歩からしっかり身につく「理論化学1」 [ 岡野雅司 ]
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 この本を執筆されている岡野先生には、私も学生時代にお世話になったことがあります。残念ながら講義を受けたのではなくセンター対策用の別の本でしたが。色分けがあまりされていない、というか色合いが少なめなのでカラフルなものがいい!って人には向かないのかもしれません。
しかしながら、内容は文句なし。とてもわかりやすいものとなっているので、ぜひ利用していただければと思います。

 アウトプット系

 化学は目に見えないものを扱うこともあり、苦手な人は本当に苦手な科目です。そういった方にはぜひ、教科書で言葉の確認をしながら基礎問題を解いてほしいと思います。基礎問題を解いて、解き方を確認し教科書で出ている言葉、考え方がどのように問題として出題されるのかをおぼえていきましょう。

 

物理

インプット系

化学でも紹介した宇宙一わかりやすいシリーズです。多くのイラストを用いて説明してくれるため、なぜこの現象をこんな式で表せるのか、という部分を確認することができます。

 アウトプット系

 まずは基礎的な問題を解いて知識の確認や使い方を理解することが大切です。ここでは、「知識の確認が行える」ということを軸として問題集を選びました。

 問題を解くための流れを解説してくれます。ここでおぼえたルールを下にある問題集で試しながら理解を深めると良いと思います。

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