生徒にきかれた高校生向けおすすめ参考書(国語編)
中学では古典、漢文って結構サラッとやって終わる内容だったのに、高校になるとそれぞれがボリュームのあるものになって嫌になる子が結構います。私もその一人です。漢文は参考書を読んで比較的読めるようになったんですが(漢文:模試0点→センター25点)、古典はダメでした。受験が終わったのち、試しに買った参考書のおかげで古典も多少よくなりましたが受験の後だったので、意味はなかったです。
また、現代文も何が言いたいのかがわかりづらくなったり、と母国語に関する教科なのに難易度が上がるのが厄介です。ですが、うまく対処すれば恐れることはないのです。
現代文の参考書
現代文を苦手とする生徒さんがよくいます。そういった子は文と文のつながり、全体でみたときの段落ごとの役割といった構成に関する部分を読み取ることが苦手とすることが多いです。なので、まずは読み方をトレーニングする必要があります。
上記の参考書は現代文を読むときに、読みやすく、理解しやすくするためのテクニックが紹介されています。現代文が苦手、と自信を持って言える子におすすめです。
古典の参考書
古文教室は表紙にも書かれているように超基礎を固めたいときに重宝します。それこそ、上一段ってなに???というところからスタートできます。古典担当の先生が嫌いで…、古典の時間は寝る時間…となってる子に最適な参考書だと思います。
基礎はできてるって子にはマドンナシリーズがおすすめです。
インプットが終わったら問題を解いてアウトプットをしなければなりません。解くといっても、基礎を確認することが大事です。基礎の確認は古典文法基礎ドリルがおすすめです。
ステップアップノート30古典文法基礎ドリル3訂版 [ 井上摩梨 ]
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漢文の参考書
漢文は基本となる形を覚えることが大切です。たとえば、「使」があったら使役で、「AヲシテBセシム」って訳せて…という感じです。つまり、字とルール、ルールと訳し方をうまく覚えることが必要です。
どちらも頻出の形をまとめてくれており、読みやすいのでおすすめです。
確認には以下の教材がおすすめです。
漢文改訂版 [ 河合塾国語科 ]
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参考書(国語編)は以上です。
生徒にきかれた高校生向けおすすめ参考書(英語/文法・単語編)
高校に合格した生徒から、「春休みを利用して予習をしたい」という話がありました。復習と違って、基礎を自分で理解しなくてはならないので大変ですよね。ここでは、これまでの講師としての経験や学生時代の反省をふまえたうえでおすすめの参考書を紹介したいと思います。
参考書と言っても、知識を蓄えるための本(インプット系)と問題を解いて知識を確認するための本(アウトプット系)があるので、それらを意識して紹介させていただきます。
インプット系の参考書
文法を学習するための参考書
インプット系の参考書で一番有名な本だと思います。それぞれの文法事項を3段階にわけて説明しているため、英語が苦手な人はレベル1で基本的な形や意味を確認し、慣れてきたら違うレベル2の説明へ…と進むことができます。英語に関する大切なことは、すべて書いてあるのでは…と思える一冊です。
単語を学習するための参考書
高校英語では「一つ一つの語がどのような意味を持っているのか」だけでなく、「その単語を用いた熟語にどのようなものがあるのか」も知っていることが望ましいです。中学のときは、教科書の末尾にある単語一覧で十分だったとしても高校にあがると情報量が少ないため試験では役に立ちません。試験を乗りきるためには単語帳や英和辞書を使って、できる限り多く単語・熟語をおぼえる必要があります。
単語帳の選び方ですが、3点だけ注意していただければ良いと思います。
①見やすいと思うか
単語をおぼえるうえで相棒となる一冊です。「毎日使っても良い」と思えるものを選びましょう。見にくいものを選ぶと、それだけでモチベーションが下がったりします。
②自身のレベル・目的と合致しているか
ただ難易度の高いものを買っておぼえれば良いとは限りません。自身の単語レベルはどのくらいなのか(中学、高校初級、センター、二次…)、目的は何か、ということをふまえて選びましょう。
③CDが付いているか
CDを用いることで音楽のように覚えることができます。そう、スピードラーニ〇グ。それだけでなくCDを聴くことでリスニング対策にもなります。自分が発音できない、あるいは知らない単語を聴きとる、なんてことは難しいですよね。だからこそ、単語を覚える時に発音も覚えることが大切です。リスニングが苦手な人は単語帳のCDを聴くと良いと思います。
以上をふまえて、私がおすすめする単語帳は以下のものです。
私が好きな単語帳であるキクタンです。もちろん、CD付です。CDではリズミカルな音楽に合わせて単語と意味を言ってくれるため、心なしか楽しく単語を覚えられます。
私の中でキクタンと双対をなす単語帳です。キクタンよりもシンプルで見やすいものとなっています。もちろんCD付です。
アウトプット系の参考書
学んだ文法を使いこなせることができるのかを確認するには問題を解くことが最適です。自分のレベルに合ったものを見つけられると良いと思います。
最初に紹介するのはネクステージです。受験対策として多くの人がおすすめする問題集です。しかしながら、入試対策向けであるため入門にはおすすめできません。
英語を学び始めたばかりの人や文法に自信がない場合は下記にあるような要点が絞られているものがおすすめです。
大学入試英文法ハイパートレーニング(レベル1(超基礎編)) [ 安河内哲也 ]
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最近はForestに対応した問題集もありますが、私はまだ使ったことがないため参考までにリンクをはらせていただきます。
参考書(英語編)の紹介は以上となります。