センター試験(英語)で7割をとるために
あと1年経たないうちにセンター試験がやってきますね。
多くの受験生、高校生がセンターに恐怖を感じていると思います。
ここでは、打倒センター英語を実現するための方法についてまとめます。
単語、文法、長文それぞれについてまとめます。
センター試験(英語)の対策
単語をおぼえよう
センターレベルの単語帳を一冊購入しましょう。単語帳は別の記事でまとめています。
そして、その単語帳に載っている単語をすべて覚えてましょう。
単語をおぼえるために
単語を覚えるためには繰り返し、確認をすることが大切です。
通学中の電車、休憩時間など隙間時間に少しでも単語帳を開いて単語を覚えるようにしましょう。
友達との付き合いも大事かもしれませんが、単語は進路に、あるいは人生に影響する可能性があるので優先順位をどうするか、ですね。
そして、単語を覚える時に実際に書く必要はありません。実際に書くと時間をより多く使うことになります。指でスペルをなぞるくらいで良いと思います。
さいごに、一日にたくさんの単語にふれるようにしてください。「一日に20個おぼえる」というノルマを設けるのではなく、「1日に50個単語を読む」としてください。これは、一つのものを繰り返すよりも一度にたくさんのものを繰り返し扱うほうが覚えやすいためです。
文法をおぼえよう
これは、普段どれだけ点数をとれているかで異なります。
試験で5割とれない人は、中学レベルの文法事項を確認し完璧にしてから高校の内容を復習してください。これは、中学で広く浅く復習し、高校で深く理解するためのステップです。
5割から6割とれる人は、センターレベルの問題集を繰り返し解き、細かい文法事項を確認してください。
出題されやすいところを抑えよう
センター試験の文法では、とくに「動詞に関するもの」と「時制に関するもの」が問われやすいと言われています。
動詞に関するものの例
たとえば、自動詞と他動詞の区別であったりtoをとる動詞、動名詞をとる動詞について出題されます。
ここでは、「toのみをとる動詞」と「動名詞のみをとる動詞」の簡単な区別法をまとめます。
・toのみをとる動詞
意思,希望,決心など積極的(ポジティブ)な語
例)agree,attempt,desireなど
・動名詞のみをとる動詞
A:停止,回避,延期など消極的(ネガティブ)な語
B:習慣的行為
C:許可・提案など
例)avoid,admit,denyなど
長文を解く練習をしよう
長文を解くためのコツは別の記事としてまとめました。
私の手帳(トラベラーズノート)
2017年を迎え、数か月が経ちました。
年が代わるとなると、必要になるものがありますよね。
たとえば「手帳」とか、どうでしょう?
これまでは毎年同じシリーズのものを買っていたんですが、
ちょっと飽きてしまいました。
何か、珍しいものであったり遊びがいのあるものが欲しい、
と思ったので手帳について調べてみたら、良いものが見つかりました!
実際に購入して使っていますが、便利です。
ただ問題があります。
それは、手帳に書く予定がまったく入らないこと…
そんなことは気にせず私が使っているものの紹介です!
トラベラーズノート
トラベラーズノートには2つサイズがありますが、ここでは私が使用しているサイズ(パスポートサイズ)のリンクを貼っています。
トラベラーズノートは革の表紙です。なので、中身(リフィルと呼ぶ)を入れ替えることで長く使うことができるという代物です。 トラベラーズノートと聞くと、なんだそれって思うと思います。
言ってしまえば、「革の表紙」でしょうか。
リフィルにはカレンダーやメモ帳となど様々なものがあります。
そのなかでも、私が重宝しているものはクリアポケットとクラフトファイルです。
クラフトファイルはメモするときの下敷きとして働くため、メモする機会が多い人におすすめです。また、ポケットが付いているため、小さくカットした紙をメモ用紙として使用している人は、しまうことができます。
ジッパーケースは切符や残しておきたいレシート、領収書をしまっておくのに便利です。私は、財布を忘れたとき用のへそくりをしまっています。
リフィルには種類があるので、興味がある方は調べてみてください。
また、拡張するためのゴムを購入すれば多くのリフィルを挟むことができます。
カスタマイズが好きな人にはトラベラーズノート、おすすめです!
生徒にきかれた高校生向けおすすめ参考書(数学編)
数学の勉強と言えば、例題を解いて解き方を確認して、練習問題、応用問題と解ける問題の難易度を上げて行くことが一般的です。そのため、参考書を選ぶ際にも問題演習を軸とした参考書選びになることが多くなります。
しかしながら、ただ解く方法をおぼえるだけでは見たことのない問題が出題されると点がとれない事態に陥ってしまいます。そうならないためにも、「なぜこんな式になるのか」、「ここでこの計算をするのはなぜなのか」がわかるように数学の概念を正しく理解することが大切です。
そこで、今回はインプット系の参考書とアウトプット系の参考書をまとめます。
インプット系
各単元をていねいに説明してくれているのが旺文社の総合的研究シリーズ。理解をしてから問題を解きたいタイプの人や数学を教える立場の人などにおすすめ。
アウトプット系
高い支持率を誇るチャート式の青。
全体的に基礎を復習をしたいときには例題を解くだけでも効果的。
チャート式は様々な例題をあつかっているため、良い本であるものの数学が苦手な人や苦手な分野がある人にとっては例題を解くだけでも拷問に近いものがある。そんな人には↓のように単元ごとに出版されている本がおすすめ。
教科書だけでは、例題だけではうまく理解できない場合でも単元に特化した参考書を用いることでうまく理解できることもある。
参考書(数学編)は以上です。
因数分解をするときのコツ(解き方紹介)
高校に入学し、比較的最初に習う因数分解ですが、中学よりも式が複雑でとても難しくなっています。ここでは、私が生徒に教える時の解き方のコツを紹介したいと思います。なお、流れの①、②はどちらが先でも良いと思います。
①"たすき掛け"を試す
まずは出題された問題がそのまま因数分解できるかどうかを試してみましょう。
②公式を当てはめる
ここでは公式をまとめます。出題された問題がどれかに当てはまらないか、見分けられるようにしっかりと覚えておきましょう。公式は以下のリンク先でご確認ください。一部、高校1年生では使われにくいものがあるので(n乗の式)、無視してください。
③がんばる
「がんばる」と言っても、頑張り方がわからんのだよ!と怒られてしまうと思うので頑張り方についてまとめます。
ⅰ)並び替えてみる
問題によっては項を並び替えることで、たすき掛けや公式の適用ができる場合があります。式全体を観察し、たすき掛けや公式を適用できる部分を作れないかどうか、確認しましょう。
ⅱ)共通部分を1つの文字に置き換える
これは中学でも習ったことがあるとおもいます。もし、x+1が復習箇所に出現したらAと置き換えてわかりやすくしよう、というものです。ぜひお使いください。
ⅲ)次数が異なるとき
たとえば、
x^3+5x^2+2xy+10y ※[^3]は3乗、[^2]は2乗を表しています。
という式があったとします。
たすき掛けはできず、公式も適用できません。
こういうときは次数に着目します。
次数は同じ文字がどれだけくっついているか、を意味します。たとえばx^3はxが3つなので次数は3となります。
同様に次数を考えてみると、xの次数は3、yは1となることがわかります。このように次数に違いがある場合は、yのように次数が小さいものに着目して整理しましょう。小さい部分から分解していくことで、大きな部分を分解できます。
ⅳ)次数が同じときは、好きな文字に着目する
次数については前述したとおりです。好きな文字とありますが、一般的には文字の若いほうから処理して行くことが多いです。例)x,y,zとあればxに着目します。
次数が同じときで、たすき掛け、公式が当てはまらないパターンは複雑なことが多いです。もし、出題されてしまったら、下記のような解き方になると思います。(もちろん、問題によります。)
1.展開する
2.文字に着目して降順に並び替える
3.共通項をくくりだす。
4.たすき掛け、公式を試してみる
5.終了
さいごに
因数分解は四則演算同様、高校生が持つべきスキルの1つです。因数分解という単元はでなくとも、用いる場面が多々あります。しっかりと確認して、因数分解を得意分野にしていきましょう。
質問等はコメントでお願いします。
学校の勉強のありがたさ
生徒と話していると「勉強ってなんのためにするの?」って質問が良く出てきます。私も学生時代はそう思っていたし、学校で習うことの多くは役に立たないことだと思っていました。ですが、年をとるにつれて「やはり勉強は大事なんだな」と改めて感じたので自信にとって「勉強(おもに学校教育)とは何か」をまとめてみます。
①視野を広げる
学校の授業は多種多様な内容を教えてくれます。数学、英語、社会、理科、国語や保健体育、美術、技術・情報といったことを先生が教えてくれるわけです。このとき、学校で習ったことで役に立つ情報というものは個人差もあると思いますが決して多くはないでしょう。しかしながら、これらを習うことで様々なモノの見方を獲得することができます。
たとえば、コンピュータというものを説明するときのことを考えてみましょう。
数学であれば、コンピュータは2進数で表現されていて掛け算、割り算は左右に1つずらしながら計算できるけど…ということができるかもしれません。
社会であれば、コンピュータのパーツは〇〇で作られていて、空輸される。ちなみにITがもっとも進んでいるのは●●で…ということができるかもしれません。
英語であれば、コンピュータのスペルはpersonal computerで…というのかもしれません。
上記のたとえは、正直適当に書いてしまいましたが勉強することでモノの見方を増やせる(視野を広げる)のは間違いないと思います。そして、面倒なことにどの内容が役に立つかなんて、その時になってみないとわからないのです。どこで聞いたかは忘れてしまいましたが、appleのスティーブ・ジョブスさんは学校で習った書道の授業がappleの使用するフォントを考える際に役に立ったと言っていたらしいです(本当かは不明)。なにがどこで役に立つかがわからないので、無差別的に知識を獲得しなければなりませんが視野を広げることは様々な利点を生み出してくれると思います。
②勉強スタイルの確立
人間は生き続けている限り勉強をし続けなければならない生物です。では、どのように勉強をするのでしょうか?
このとき、役に立つのが中高で洗練された勉強スタイルです。大学受験を経験した方は、限られた時間の中で多くのテストで点数をとらねば進学できなかったという過酷な状況を突破することができた、あるいはできるだけの勉強法を知っているはずです。
大学受験の過程で獲得した勉強スタイルは言語(国語、数学、英語)、社会(歴史、現代社会)、数学など多くの分野に対応したものとなっているはずです。
よく、最強の勉強法って記事があったりしますが、最強の勉強法は自分で作った自分のための勉強法だと思います。
まとめ
学校で習うことは視野を広げるという意味でとても重要なものだと思います。しかしながら、何がどこで役に立つのか、という点で非常におもしろくない時期だと思います。このとき、習うことそのものの価値を考えずに、どのようにして習うのか、学ぶのかという点に重きを置くとまた違った考え方を獲得できて、楽しくなるのではないかと思います。
以上です。
生徒にきかれた高校生向けおすすめ参考書(国語編)
中学では古典、漢文って結構サラッとやって終わる内容だったのに、高校になるとそれぞれがボリュームのあるものになって嫌になる子が結構います。私もその一人です。漢文は参考書を読んで比較的読めるようになったんですが(漢文:模試0点→センター25点)、古典はダメでした。受験が終わったのち、試しに買った参考書のおかげで古典も多少よくなりましたが受験の後だったので、意味はなかったです。
また、現代文も何が言いたいのかがわかりづらくなったり、と母国語に関する教科なのに難易度が上がるのが厄介です。ですが、うまく対処すれば恐れることはないのです。
現代文の参考書
現代文を苦手とする生徒さんがよくいます。そういった子は文と文のつながり、全体でみたときの段落ごとの役割といった構成に関する部分を読み取ることが苦手とすることが多いです。なので、まずは読み方をトレーニングする必要があります。
上記の参考書は現代文を読むときに、読みやすく、理解しやすくするためのテクニックが紹介されています。現代文が苦手、と自信を持って言える子におすすめです。
古典の参考書
古文教室は表紙にも書かれているように超基礎を固めたいときに重宝します。それこそ、上一段ってなに???というところからスタートできます。古典担当の先生が嫌いで…、古典の時間は寝る時間…となってる子に最適な参考書だと思います。
基礎はできてるって子にはマドンナシリーズがおすすめです。
インプットが終わったら問題を解いてアウトプットをしなければなりません。解くといっても、基礎を確認することが大事です。基礎の確認は古典文法基礎ドリルがおすすめです。
ステップアップノート30古典文法基礎ドリル3訂版 [ 井上摩梨 ]
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漢文の参考書
漢文は基本となる形を覚えることが大切です。たとえば、「使」があったら使役で、「AヲシテBセシム」って訳せて…という感じです。つまり、字とルール、ルールと訳し方をうまく覚えることが必要です。
どちらも頻出の形をまとめてくれており、読みやすいのでおすすめです。
確認には以下の教材がおすすめです。
漢文改訂版 [ 河合塾国語科 ]
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参考書(国語編)は以上です。
生徒にきかれた高校生向けおすすめ参考書(英語/文法・単語編)
高校に合格した生徒から、「春休みを利用して予習をしたい」という話がありました。復習と違って、基礎を自分で理解しなくてはならないので大変ですよね。ここでは、これまでの講師としての経験や学生時代の反省をふまえたうえでおすすめの参考書を紹介したいと思います。
参考書と言っても、知識を蓄えるための本(インプット系)と問題を解いて知識を確認するための本(アウトプット系)があるので、それらを意識して紹介させていただきます。
インプット系の参考書
文法を学習するための参考書
インプット系の参考書で一番有名な本だと思います。それぞれの文法事項を3段階にわけて説明しているため、英語が苦手な人はレベル1で基本的な形や意味を確認し、慣れてきたら違うレベル2の説明へ…と進むことができます。英語に関する大切なことは、すべて書いてあるのでは…と思える一冊です。
単語を学習するための参考書
高校英語では「一つ一つの語がどのような意味を持っているのか」だけでなく、「その単語を用いた熟語にどのようなものがあるのか」も知っていることが望ましいです。中学のときは、教科書の末尾にある単語一覧で十分だったとしても高校にあがると情報量が少ないため試験では役に立ちません。試験を乗りきるためには単語帳や英和辞書を使って、できる限り多く単語・熟語をおぼえる必要があります。
単語帳の選び方ですが、3点だけ注意していただければ良いと思います。
①見やすいと思うか
単語をおぼえるうえで相棒となる一冊です。「毎日使っても良い」と思えるものを選びましょう。見にくいものを選ぶと、それだけでモチベーションが下がったりします。
②自身のレベル・目的と合致しているか
ただ難易度の高いものを買っておぼえれば良いとは限りません。自身の単語レベルはどのくらいなのか(中学、高校初級、センター、二次…)、目的は何か、ということをふまえて選びましょう。
③CDが付いているか
CDを用いることで音楽のように覚えることができます。そう、スピードラーニ〇グ。それだけでなくCDを聴くことでリスニング対策にもなります。自分が発音できない、あるいは知らない単語を聴きとる、なんてことは難しいですよね。だからこそ、単語を覚える時に発音も覚えることが大切です。リスニングが苦手な人は単語帳のCDを聴くと良いと思います。
以上をふまえて、私がおすすめする単語帳は以下のものです。
私が好きな単語帳であるキクタンです。もちろん、CD付です。CDではリズミカルな音楽に合わせて単語と意味を言ってくれるため、心なしか楽しく単語を覚えられます。
私の中でキクタンと双対をなす単語帳です。キクタンよりもシンプルで見やすいものとなっています。もちろんCD付です。
アウトプット系の参考書
学んだ文法を使いこなせることができるのかを確認するには問題を解くことが最適です。自分のレベルに合ったものを見つけられると良いと思います。
最初に紹介するのはネクステージです。受験対策として多くの人がおすすめする問題集です。しかしながら、入試対策向けであるため入門にはおすすめできません。
英語を学び始めたばかりの人や文法に自信がない場合は下記にあるような要点が絞られているものがおすすめです。
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最近はForestに対応した問題集もありますが、私はまだ使ったことがないため参考までにリンクをはらせていただきます。
参考書(英語編)の紹介は以上となります。